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矯正歯科とは

矯正治療を始める前にまず知っておいてもらいたいこと

歯列矯正には子供から始める矯正、大人になって始める矯正、歯を抜く矯正、抜かない矯正、保険適応の矯正、目立たない矯正装置などなど様々なケースがありますが、どのケースが適応するかは個人によって違ってきます。

世の中には「歯を抜かない矯正」や「子供の時期に顎を広げる床矯正(拡大床など)」などの情報が目立ちますが、すべての人にそれが適応するわけではありません。

歯がガタガタに生えてしまう理由

歯並びの写真

日本人は欧米人に比べて、遺伝的に歯の幅が大きく、顎が小さい人が多くいます。

小さな顎に大きな歯が生えることで、顎の骨に歯がきれいに並びきらず、叢生(ガタガタ)ができてしまいます。

歯と顎の大きさの違いによる、歯の生え方の違いのイメージ

叢生や八重歯になってしまう理由

「歯を抜かない矯正」というフレーズにはご用心!

歯列矯正には場合として健康な歯を抜かなければいけないいうネガティブなイメージを持たれている方が多いと思います。

どんな人も健康な歯は抜きたくありません。もちろん私たちも同じです。 しかし、残念ながら日本人は歯を抜かないと治らない症例が多いのです。

歯を抜かないで矯正治療を行った場合のイメージ

叢生や八重歯になってしまう理由

日本人は歯が並ぶ顎が小さく、歯の幅が大きいという特徴があるのです!

歯を抜かないといけない症例なのに歯を抜かずに歯を並べることで、骨(歯槽骨)から歯が飛び出し、人工的に出っ歯を作り出してしまうだけではなく、口元が出てしまい、口が閉じにくくなるのです。

歯列矯正は一生に一度の大切な治療です。

問診の様子

自分に合った矯正歯科専門医院を選び治療を始められることをおすすめいたします。

当医院ではその人その人に合った、
無理のない歯列矯正を心掛けています。

患者さんに必要な装置や治療のゴールなどしっかりお話させていただきます。

セカンドオピニオンもお気軽にご相談ください。

矯正治療目的

  1. 見た目の美しさ
  2. しっかり噛めるかみ合わせ
  3. みがきやすい歯並び

見た目にもきれいな歯並びをつくり、何でも食べれ噛み合わせは踏ん張る力を引き出し、体を支える軸となります。
歯みがきしやすい歯ならびは虫歯や歯周病を予防して歯周病が引き起こす全身疾患への罹患を予防し、最終的に健康寿命も伸ばす事ができます。それが歯列矯正です。

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見た目の美しさ

口元は顔の大部分を占め、その人のイメージを大きく左右します

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現在コロナ禍でマスク生活が続き、マスクを外す前と後で相手へのイメージが違うことなどが口元の占めるイメージの大きさです。

歯並びが悪かったり、口元に自信がなく、人前で思いっきり笑うことができないなどの悩みを持たれ来院される患者さんの多くは治療後に「自信が持てるようになった」「手を覆わずに笑えるようになった」など精神面でプラスに働いていることを言われる方が多いです。

しかし見た目の美しさとは歯の並びだけではありません。歯を抜かなければいけないケースで歯を抜かず歯だけ並べた結果、口元が出て唇が閉じにくくなるケースもあるので歯列矯正とは顔全体のバランスや噛み合わせも考え治療する必要があることを覚えておいてください。

故に歯並びも良くなり、口元もすっきりするためにはやむを得ず歯を抜いて治す場合や、歯の移動だけで治らないケースでは手術を必要とすることもあります(保険適応)

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しっかり噛めるかみ合わせ

より重要なのは、体を支える噛み合わせ

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見た目の美しさも大事ですが、より重要なことは生きるために物を食べたり、しっかり上と下の歯が噛み合うことにより体を支える噛み合わせにあります。

前歯のかみ合わせはさほど悪くなくても奥歯がしっかり噛んでいないと堅いものが噛み切れず丸飲みになってしまうことで満腹中枢が満たされず肥満の原因になりますし、噛み合わせがずれていることにより歯への負担が大きくなり、経年的に割れたり歯周病を助長し歯が抜けやすくなることがあります。

スポーツをする上でも噛み合わせが悪いことで全身の力を存分に出せないなど弊害になることも報告されております。
食べること=生きることと考え、正しい噛み合わせを手に入れましょう

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みがきやすい歯並びをつくる

セルフケアでもしっかりと磨ける環境をつくる

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歯並びが悪いと虫歯や歯周病にかかりやすくなり、将来的に歯を失う原因となります。通常人間は28本(親知らずを加えると32本)歯があり歯科医師会では80歳で20本の歯が残っていれば表彰しています。単純に8本歯がなくなっても褒められるわけですから、世の中の80歳はもっと歯を失っている人がいることは容易に想像できます。そして8020を達成している人の多くは歯並びが良いというデータがあります。人は体調に不具合が出たことに対しては積極的に治療に臨みますが、予防治療に対して奥手です。歯並びが悪く歯周病に罹患することで全身疾患のリスクが高まるとも報告されています。

日本歯科連盟歯科健診啓発ポスター

治療には費用や時間がかかりますが、先ずは見た目の美しさが手に入り、将来歯を失うリスクや、健康長寿に繋がることを考えたとき、歯列矯正をされることをおすすめいたします。

矯正治療必要歯並び

不正咬合の種類

(悪い歯並び)

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受け口(下顎前突)

受け口(反対咬合)とは、下の歯が上の歯より前に出ている状態を言います。
歯が原因で上下反対に噛んでいる場合と、あごの骨に問題があり、上あごに対し下あごが前方に出ている場合があります。
受け口の人は、食べ物がよく噛めないだけでなく、聞きとりにくい話し方になります。

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出っ歯(上顎前突)

出っ歯とは、下の歯に比べて、上の歯が前に出ている状態を言います。
上の前歯が傾いて出ている場合と、下顎が小さく後ろに下がっている場合も出っ歯になります。
折れたり唇を切ったりしやすく、見た目もあまりよくありません。

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八重歯・乱杭歯

上顎犬歯が乱ぐいの状態で生えてきた場合やデコボコ歯の状態を言います。
左右の八重歯が飛び出していると、歯磨きが非常にしにくく虫歯や歯槽膿漏の原因にもなります。

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開咬

口を閉じても、前歯や側方の歯が上下で噛み合わない状態を言います。
食物をかみきれなかったり、発音に影響が出たりする場合があります。

治療の流れ

当院では、治療を始める間にカウンセリングを行います。
まずは初診予約を電話もしくはインターネットで予約してください。

初診相談

矯正治療は、特殊な症例以外は保険は適用されません。
治療費は、年齢や矯正装置によって、また歯科医院によって様々です。

まず、矯正歯科を専門に開業している医院をいくつか訪問されることをお勧めします。
そして初診と相談を受け治療方法や費用などをよく院長と話し合ってお考えになり後日改めてご自分が納得された医院で検査(レントゲン、口腔内の写真、歯の模型など)を行い、診断を受けることが大切だと考えています。

矯正歯科医院に行く前に自分の「言いたいこと」「聞きたいこと」を事前にメモにまとめて準備されることをおすすめします。
そして相談のときに咬み合わせや歯並びであなたの困っていることを十分に伝えることが大切です。

当院での初診のご相談はあらかじめ電話もしくはインターネットで日時をご相談・ご予約ください。

検査

精密検査の必要性

誰が見ても歯並びがよくない人がいたとします。しかし、その原因は歯から来るものなのか、顎の不調和から来るものなのか…見ただけではわからないことが多く、その原因によって治療方法や治療開始時期、治療期間など大きく変わってきます。そこで治療前に精密検査することにより、初めて確定診断ができます。

また、治療終了後に治療前後の写真やレントゲンを比べることで、どのように治ったかを見ることができます。

そのため、治療前にしっかりと検査を行い、それを元に診断する矯正歯科専門医院で治療されることをおすすめします。

検査では歯並びや横顔の写真、歯や顔のレントゲン写真を撮り、歯の型をとります。

必要に応じて顎機能検査を行います。横顔のレントゲンは非常に重要な情報が得られる、矯正歯科治療には絶対不可欠なものです。

複数の横顔のレントゲン写真問診イメージ写真
高精度口腔内3Dスキャナー写真

iTero
高精度口腔内3Dスキャナー完備
「iTero」とはお口の中をスキャンする3D光学スキャナーです。 従来の歯の型取りのように印象材を口に入れる必要もないため、苦しい思いをすることなく快適に歯型を採ることができます。 さらに、精密なスキャン技術により高精度な情報を得ることができるため、治療の質も向上します。

診断

診断は検査から約1ヵ月後です

検査結果を元に治療方針についてご説明します。
最終的に治療を受けるかどうかを決めるのは患者さん本人や保護者の方です。
診断の結果や治療の方針について十分に説明を受け、納得した上で治療するかしないかを決めるようにしてください。

矯正歯科治療

コミュニケーションを十分に取り、協力しあって治療を成功に導きましょう

矯正歯科治療は患者さんと矯正歯科医の共同作業ですので患者さんの協力がなくてはできない特殊な治療です。
お互いにコミュニケーションを十分に取り、協力しあって治療を成功に導きましょう。

矯正歯科治療を始める時はもちろんですが、治療中の経過や、今後の見通しなどを気軽にたずねてください。
また、患者さんがお子様の場合は、矯正歯科医にまかせっきりにせず、保護者の方が時々出向いて、治療の様子をご確認ください。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について(日本矯正歯科学会)

矯正治療には以下の一般的なリスク・副作用があることをご理解ください。
すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

保定期間

治療後のアフターケアーを大切に考えています

矯正治療終了後、直ぐは歯の周りの骨が安定しておらず、保定装置が必要となります。
歯が安定した状態になるまで当院では最低3年間保定装置の管理を行っています。
再治療にならないように保定もがんばりましょう。

経過観察

当分の間は矯正歯科治療をしないで様子を見ることを、経過観察といいます。
経過観察は以下のような場合に行います。

患者さんの都合による場合

治療内容により患者さんの顎の成長や永久歯が生え揃うのを待つ場合

(ただし、反対咬合、上顎前突の場合は早めのほうが良い。)

こども歯科矯正

気になるこどもの歯並び
どの時期にどんな治療法がいいの?!

お子さんの歯並びが気になっている親御さん多いと思います

インターネットやTV、雑誌で多くの情報が飛び交う現在、どの情報を信じたらいいのかわからないと思います。矯正は必要?不必要?どのタイミングでどのような治療が必要か見極めることが肝心です。

ほとんどの方が治療はどのタイミングで治療開始すべきか、どんな装置が適しているか、どのくらい治療費がかかるなど悩まれています。
今ホームページを見て悩まれている方は、一度矯正歯科専門医院にご相談ください。

当院では初診時お口の中を見て、その後しっかりお話して、患者さんが検査を希望された後、精密検査に入ります。(矯正治療には精密検査は必須です!)

一般的に子供の装置への適応性は高いです。ですが、むやみやたらに装置を入れることは子供にとってもストレスになります。
診断結果よりまだ治療開始が必要ないと判断した場合は経過観察し、本当に治療が必要な時期に必要な治療をすることを心掛けています。

子供のころに歯並びがよくない患者さんの半数以上は、大人(永久歯)の矯正が必要となります。
当院では、将来大人の治療が必要と判断した場合、過剰な治療は避け必要最低限の治療で大人の治療に備えます。

どんなに治療しても遺伝子レベルの成長には勝てず、
大人の治療が必要なケースもあります。

年齢別 矯正のススメ①

乳歯が全部生え揃った5・6歳の頃

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乳歯の不正咬合の中で、でこぼこの歯並びや指しゃぶり等で前歯が開いたような状態はあまり処置できませんが、受け口・つまり反対咬合は顎の発育に関係する場合がありますのでできるだけ早く治療された方が良いと思います。
この時期の矯正装置は夜寝ているときに使う取り外しのできる装置になります。

期間は約1年以内に結果がでると思いますが、乳歯の反対咬合が治っても永久歯列に生え変わった時、顎の成長や後戻り等により、もう一度治療が必要になることもありますので、主治医によくご相談されると良いでしょう。

この時期の矯正装置

乳歯が生え揃った5・6歳の幼児で受け口になっている場合は夜寝ている間だけお口の中に矯正装置を入れて治す方法がよく使われます。

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年齢別 矯正のススメ②

前歯の永久歯が揃った年齢

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小学生低学年ごろ(6歳前後)から前歯上下4本ずつ計8本が生え揃います。
その時点でガタガタや出っ歯、反対咬合がある患者さんにはワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザライン)で不正咬合を取り、歯列も拡大していきます。 治療期間は平均1年です。

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当院では必要以上に顎を広げる治療やQOL(生活の質)の低下を招く負担の大きい装置を長期的に使わないような治療を心がけております。
無理なく最大の効果を得られる治療を目指します。

年齢別 矯正のススメ③

全部の永久歯が生え揃った年齢

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人には通常、親知らずを除き28本の歯が生えてきます。早い方だと12歳前後で生え揃います。
全ての歯が生え、顎の成長が安定したこのタイミングで大人の治療を開始するケースがほとんどです。ワイヤーを使ったマルチブラケットでの治療、マウスピース型矯正装置(インビザライン)などで治療を行ってまいります。

下顎が異常に前に出たり、あるいは左右どちらかに極端に曲がっている場合は、矯正歯科治療では治療が不可能なので外科手術が必要になります。

手術が必要な矯正歯科治療は健康保険で治せますので、矯正歯科専門医院にご相談ください。

大人歯科矯正

歯列矯正で人生が変わる!
虫歯や歯周病の予防から
健康長寿へ!

歯科矯正で人生が変わる。

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そのくらい歯列矯正は長い人生に影響を与えます。
最初の変化はまずは見た目の問題です。
例えば手で口を覆うことなく歯を出して笑えるようになり、自分に自信が付きます!

大人(永久歯)の歯科矯正

矯正を始める年齢に遅いということはありませんもっと詳しく

日本人の特徴は歯の幅が大きく顎が小さいためガタガタが多いのが特徴です。

生えてくる歯の大きさを変えることができないこともあり、小児矯正では顎を広げる傾向にあります(当院では必要以上の拡大は勧めておりません)しかしながら顎の拡大にも限度があり小児矯正ではがたがたが治りきらず、永久歯が生え揃ったタイミングで大人の治療を必要となるケースが多くみられます。

患者さんによっては子供のころに治療を受けなかったことが今の歯並びに繋がったと思い込んでいる人も多いですが、遺伝もあり全てがそうとは言い切れません。

ですので、小児から治療を行えば大人になって矯正治療が必要なくなるということは言い切れず、これ以上顎の成長が見込まれない大人(永久歯列)から始めることも歯列矯正において、一つの正解と言えると思います。

そして始める年齢に遅いことはありません。近年、歯並びへの悩みを持ち続けている30代から50代の患者さんが増えております。
人生80年の時代、しっかりと自分の歯で食事をして虫歯や歯周病にならない歯並びを手に入れることをおすすめいたします。

大人の矯正装置

人の視線が気になる?矯正治療中の過ごし方もっと詳しく

歯は弱い力をかけ続けることで動きます。力をかけ続ける装置としてブラケットという歯の表面に小さな粒を付けその間にワイヤーやゴムを通して治療をするワイヤー矯正が一番なじみ深い装置だと思われます。

現在は矯正歯科の分野にもAIが入ってきたことにより透明なマウスピース矯正(インビザライ)などが発展しております。

マウスピース矯正、ワイヤー矯正(表、裏)ともに長所短所があり、治療内容によってそれぞれ強い分野があります。
患者さんからすると見えにくい装置が望ましいいとは思いますが、しっかりと一生かめる噛み合わせを作ることが重要ようですので、その人個人に合った治療法を見つけるために一度来院されご相談ください。

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目立たない矯正

舌側矯正(裏側)

裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)に装置をつけて歯並びを治す治療法です。
そのため、外からは ほとんど矯正装置が見えない のが特徴です。出来る限り装置を見せたくない方が選択されます。

当院では個々の患者さんの歯の形態に合わせたオーダーメイドの裏側矯正装置を採用しております。

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■注意点■ 薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型矯正装置

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歯並びを治したいけれどワイヤーの装置を付けることに抵抗がある方、金属アレルギーにより矯正治療を諦めていた方、仕事柄目立たない矯正装置を希望される方は一度ご相談にお越しください。
マウスピース型矯正装置の利点欠点などについて詳しくお話いたします。

誰でも適応になるわけではなく、あくまでも軽度の不正な歯並びに限られますが、目立たない矯正装置として近年人気が高まっています。
当院では、目立たない矯正装置の一つとして、透明なマウスピース型矯正装置を導入しています。
その中でも世界中で信頼性と実績の高い装置「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」を導入しています。

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・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、インビザライン社の製品であり、インビザライン社を介して入手しています。
・国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

治療後の後戻りに注意

矯正治療終了後、しっかりメンテナンスしなければ後戻り(並べた歯にガタガタが戻ってしまうこと)してしまいます。

せっかく装置を付けて治療をがんばったのに後戻りすることは患者さんにとっても我々にとっても不本意です。

ですので、治療後のメンテナンスをネガティブに思わずに、むしろメンテナンスをしっかり行っている医院を選ぶことをおすすめいたします。

当医院ではメンテナンス時も歯列の変化のみならず、虫歯や歯周病のチェックもしっかり行っています。(他医院より紹介されて来院された患者さんで虫歯や歯周病が発見された場合は紹介元で治療を受けてきてもらいます。)

治療を希望される患者さんへ

以前県外などで大人の矯正治療を受けた患者さんで、矯正終了後に歯並びにガタガタが出てきた方や歯を抜かずに治療して歯は並んだが口元が出てしまい、抜歯矯正を希望している方。

そのような患者さんで以前の医院には通えないけれども再治療を希望されている方がおられましたら、一度こじま矯正歯科にご相談ください。再治療の方法や再治療料金について詳しくお話いたします。